「た〜か〜お〜!」






声がしたかと思うと、いきなり後ろから抱きしめられる。






「ん〜?どした〜?」






俺は振り向かずに尋ねた。

見なくても分かる。

声を聞いただけで分かる。

それは愛しい、愛しい、の声だから。






「別に〜?ただ抱きしめたくなったのです」






えへへと可愛く笑う。

その表情が容易に想像できて俺も微笑む。






「そっか、そっか。でも、後ろからだと俺、の顔見えねぇんだけど」






俺が少し意地悪く言うと、パッと手が離れる。

そして、パタパタと歩く音がしてが俺の正面に回ってくると、

今度は前から抱きついてきた。






「これならあたしも高尾の顔見れるね〜」






見上げながら微笑んでくる。

軽く頭を撫でるとくすぐったそうにふふっと笑った。

本当に可愛いな〜、






「んじゃま、キスしていい?」






俺はの耳元で囁く。

が微笑んだのを承諾の合図と取った俺はキスをした。






「高尾、だ〜いすき」






唇が離れると、は満面の笑みでそう言うと俺を抱きしめる力を強くする。






「俺も。、大好き」






に負けじと俺も強く抱きしめた。












頭上でカチャッという音がした。

目線をそちらに向ける。






「真ちゃん、何してんの?」


「それはこっちの台詞なのだよ、高尾」







そこにはちょっと頬を赤くした真ちゃんが立っていて。

眼鏡にかかる手がわなわなと震えている。






「お前は教室のど真ん中で何をしているのだよ!!!」







教室中、いや学校中に真ちゃんの叫び声が響いた。









だって、こんなに可愛い彼女だから、

変な虫が付かないように、

みんなに俺のモノだって見せつけておかないとな!









にも渡さない
(何で真ちゃんが照れてんだよ) (照れてないのだよ!) (でも緑間君、顔、真っ赤だよ?) (〜〜っ!!)





−−−−−−−アトガキ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

高尾好きだぁぁぁ!!!!!!
というテンションと勢いだけで書いてみた!!!!!!

おかげで緑間さん出てきた(笑)
高尾と彼女さんで締めればいいのに、緑間さん出てきた(笑)
出して見たかったんだもん(笑)
人前で普通にキスしちゃう高尾にツッコミいれてもらいたかったんだもん(笑)

彼女さんも彼女さんでそういうのは全然気にしない天然さんなイメージ。
なんやかんやでいつも3人でつるんでればイイと思うの。
高尾と彼女さんがイチャイチャしてて、それにツッコミいれる緑間さん。
でも、逆にバカップル2人にいじられる緑間さん。
俺得すぎて、ヨダレ出る(笑)


それでは、ココまで読んでいただきありがとうございました。


12.06.21





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